仙台市立荒井小学校ブログ

　本日、荒井小学校は「防災の日」です。8時25分に地震が発生したと想定し、家庭から親子で学校に避難をしました。２校時目、児童は地域ごとのグループに分かれた縦割り活動、保護者は地域の方を交えたトークセッションを行いました。3校時目は、学年、学級ごとの防災の授業参観を行いました。最後に引き渡し訓練を行い、児童と保護者が一緒に下校しました。トークセッションは、初の試みでしたが、東日本大震災を振り返りながら今後の地域とのつながりづくりについて参加してくださった保護者と一緒に考えることができました。今日は防災について、じっくり考えを深めた一日となりました。

　今週はちょっとした事件がありました。ある日の朝、校長室の窓から子供たちが「校長先生！虫！」と、呼ぶ声が聞こえました。外に出てみると、カミキリムシが壁にとまっていて、数人のこどもたちがもの珍しそうに見つめていました。「これって、毒があるから気を付けた方がいいよ。」「かまれると痛いよ」「そっとしといたら？」など、カミキリムシをめぐって、様々な声があがり、いつの間にかその輪は大きくなっていました。好奇心いっぱいのこどもたちの姿を見て、とてもうれしくなりました。

　今日は荒井ファームに枝豆の種をまきました。ＪＡの方のご協力の下で、毎年３年生が種まきをします。指で穴を開けて、願いを込めて土をかけるなど、ポイントを教えていただきながら、一人３粒ずつまきました。うまく育てば、夏の終わり頃にはおいしい枝豆ができそうです。収穫が楽しみです。

　暑い日が続いています。今週は３年生、４年生、５年生、６年生がプール開きを行いました。プール清掃をしてくれた６年生は、どの学年よりも早くプールに入りました。小学校生活最後のプールの授業で、目標達成に向けて取り組みます。３年生、４年生、５年生も、今年第１回目のプールでの活動は、お楽しみ要素もあり、とても楽しそうに参加しました。水泳の授業は今年も約１０回程度となります。水の中での体の動かし方、泳ぎ方を楽しく学べるように指導していきます。

　２１日（土）は、防災の避難訓練・授業参観・引き渡し訓練があります。給食では、この機会に防災を意識したメニューを考え、こどもたちに提供しました。お皿にラップを敷いてご飯を盛り付け、ツナそぼろをいれておにぎりを作りました。ラップを使うことで洗い物が少なくなります。水が出なくなってしまったときには、このような工夫をすることで水の節約にもつながります。いつもと違ったメニューでしたが、おにぎりにして食べるご飯はおいしく感じたようです。あるクラスでは、「ご飯のおかわりもうないの？」というつぶやきも聞こえてきました。

　６月１８日に今年度初めての音楽朝会がありました。１回目は、「荒井小学校校歌」を歌いました。昨年度までは斉唱で歌っていた校歌ですが、実は楽譜では二部に分かれています。そこで、「今年は高学年がアルトパートを担当して歌ってみよう」ということになったようです。全校で挑戦した二部合唱は、大成功でした！

　６月１２日。47年前の今日、宮城県沖地震が発生した日です。荒井小学校では２校時目に避難訓練がありました。想定は、マグニチュード7.5　震度５強。子供たちはまず、机の下にもぐり、身を守る姿勢をとりました。次に校庭への避難です。防災頭巾をかぶり、クラスごとに静かに移動することができました。避難完了時間も昨年よりだいぶ短くなりました。大切なのは、いざというときのために、準備することです。訓練だからといって決して気を緩めることなく、真剣に取り組む子供たちの姿が印象的でした。

　１校時目に修学旅行の解団式がありました。子供たちの表情からは、「大きなイベントをやり切った」という達成感、祭りの後のような寂しさなど、様々な思いが伝わってきました。引率の先生からは、二日間を通しての頑張りや、すばらしかった姿など、うれしい話がたくさんありました。真剣に話を聞く子供たちの表情が印象的でした。スチューデント・シティ、陸上記録会など、６年生の行事はこの後も続きます。次の活躍が楽しみです。

１１：１０　予定より早く地ビール館に到着しました。「さっきご飯を食べたばかりなのに、もう昼食？」という声もありましたが、いざ食べ始めると結構食べられるようで、おかわりをする子も続出しました。（子供ってすごいですね）昼食後は、最後の活動場所「野口英世記念館」で、ゆっくりと見学をしました。そして、１３：１０　予定通り仙台に向けて出発しました。